大学院留学か就活か

  1. 自己紹介
  2. 現状
  3. なぜ迷う?
  4. 今後の打ち手

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1・自己紹介

 はじめまして。Takuと申します。この項では、まずなぜこのブログを始めたのか、次にざっくりとした自己紹介についてお伝えします。

 このブログを始めたきっかけは就活を行っていてモヤモヤしていたものがあり、これを何とか言語化して自分の悩みを解消したいと考えたからです。なので皆さんに有益な情報は与えられないかもしれません。変な大学生の備忘録としてお読みください。

 私は都内マーチ未満の大学に通う意識低い系な大学3年生です。専攻は環境経済で卒論では「環境分野の注目によって投資家行動は変化するのかについて」で執筆する予定です。GPAに関しては2.84/4.00程度でTOEFL iBTは88点が最高点です。(イギリス式に計算しなおすと3.75/4.00)

 大学時代はパワーリフティング部に所属し朝から晩までトレーニングに汗を流したり、地方創生団体に所属してフィールドワークなどを行っていました。留学経験は長期短期を含めて全くないです。本当は2020年8月からオランダのワーヘニンゲン大学に留学し環境科学の勉強を行う予定でした....。

 ここまで見て分かるように海外大学院に進学するような意識高い系には程遠いものの、パワーリフティング部に所属していたり地方創生団体に所蔵していたりとちょっと変な人っていう印象を皆さん持っているかもしれません。

2・現状

 まず私の就活の現状についてご説明いたします。この時期の3年生ということもありこのブログにたどり着いた皆様であればもうM〇Bの内定をもらったり、ゴー〇〇マンやモル○○等の外資投資銀行インターンシップでさぞお忙しいのかもしれません。もしくは長期インターンで若いうちから仕事に触れているのかもしれないですね。

 私は全然そんなことはありません。学歴も低く交換留学一本であった私の就活が始まったのは大学3年の6月後半でした。ばたばた動き出しESだのGDだの本選考さながらの就職活動の一通り終え、ありがたいことにメガバンや5大証券、人材系メガベンチャーの複数daysのインターンシップに参加させてもらうことができました。でこのようなインターンの参加者を見渡すと同じような学歴の方はおろかマーチすら少数派で驚くと同時に完全に調子に乗ったのを覚えております。しかしインターンの参加や就活の様々な選考を通じてなんとなく自分に対し嘘をついているんだろうなという自覚がありました。

 次に留学に関する私の現状について説明します。元々留学ついて漠然と考えるようになったのは大学入学時です。私の通っている大学は第一志望はおろか第N志望みたいな感じでしたのでなんとなく就活に向けて早いうちになんかやんないとなーと思い、始めは交換留学について考えていました。また私の大学の専攻は農業経済や環境経済、食料経済などが主流で変わった大学であったためこれらの分野について交換留学を通して学べたらいいなーとも思っておりました。

 がしかし、大学生めちゃくちゃ怠惰です。こんな風に考えていてかつ行動していたのは大学1年の前半までで大学1年の後半から大学2年の10月くらいまでは全然将来について考えずかつ留学も夢物語になりかけていました。(実際この時期に行った勉強はTOEICくらいで、その前日も飲み会が普通にあった。)しかしこのままでは夢物語になってしまうまずいと考え、真剣に交換留学を目指すようになりました。幸か不幸か私の大学の提携大学がめちゃくちゃ少なく志望校を選ぶのは簡単でした。また提携大学の一部は留学先の学費に加え私の通っている大学の学費も0円になることだったのでその中から選ぶことにしました。

 第一志望校がカナダのブリティッシュコロンビア大学、第二志望校がオランダのワーヘニンゲン大学です。まあなんやかんやで学内選考を12月に通過しあとは3月の頭までにTOEFL90取れば第一志望で問題なしという状況でした。しかし怠惰な大学生であった私学内選考時点でTOEFL67しかありませんでした。(ちなみにこの点数だと恥ずかしすぎたので大学にはTOEICの点数しか伝えていません)

 さすがにやばいと思った私は大学の期末テストをテキトーに流し(これが後々効いてくる)TOEFLに1月と2月をささげる決意をしました。まず2週間でTOEFLの単語をほぼ完成させ1月の頭に77点を獲得、次にスピーキング講座やライティング添削等を活用し2月の中旬に受けたTOEFLで88点を獲得。これで完全に調子に乗った私は最後の最後で手を抜き最後に受けたTOEFLで83点をたたき出しUBCへの留学は立ち消えてしまった。

 幸いにも第二志望校であったオランダのワーヘニンゲン大学の英語要件は満たしていたので結果オーライ。2020年9月から始まるオランダ留学に合わせて左右にスワイプしたり大麻の本を読んだり、現地の大学生と仲良くなるためにサッカーゲームを始めたり、向こうでの授業を組み立てていた矢先そうです。奴がやってきました。COVID-19、コロナウイルス新型肺炎です。完全にやられました。留学中止!!!!オーマイジャスティスです。

 東大で4月に留学が中止になっていたニュースを聞き覚悟はしていたのですが、それなりにショックを受けました。ですが留学の目的が不純だったこともあり本当に留学を志していた方よりもショックは少なかったと思います。実際に聞いた話だと、「せっかく休学したにも関わらずコロナで中止になってしまった。この1年どうすればいいのか見当もつかない」や現在修士課程に進学の方などは「この留学は博士課程に進むための推薦状を貰うためであった。自分のキャリアプランを練り直さないといけないのがつらい。」等自分より明らかに大変な状況な方がいました。

 そんな方々の話を聞いていたら自分が悔しがるなんてとてもできなかったです。ですが留学について大学の友人から聞かれ中止だよと答えた際友人と思っていた人間は「まあ留学なんてどうせ意味なかったし逆に良かったじゃん」、「まだまだ遊べるね!たのしも!」、「みんな留学中止だからしょうがないだろ」と言ってきました。その反応は高校の友人で早慶や医学部に進学した友人とは全く異なる人間でした。その時ここまで人の気持ちに立って物事を考えられない人がいるのかと同時に何か得体の知れず今でも言語化できないようなどろどろとした深い感情が湧き上がってくるのを覚えています。

 さて一旦暗い話は置いといてここでは私が大学院でどんな研究をしたいのか、その上でどの大学院に興味があるのかについて書きたいと思います。「言語化すればやりたいことが明確になる」という祖母からの素晴らしいアドバイスに従ってのことです。

 スーパー第一志望校 LSEMSc Environmental Economics and Climate Change

 第二志望校     WUR:MCs Environmental Science (Environmental Economics and Natural Resources)

 第三志望校 The univ of Edinburgh: MCs Ecological Ecomonics

 はい…ここまでを見ても分かる通り、めちゃくちゃ理想は高いです。ですが上記の3つはどんなに見込みがなくても必ず出願する予定です。というのもここでの学びを生かしSustainable×Financeの分野で仕事をし活躍したいからですね。

 Sustainable に関しては専攻分野に近いこともありまあ分かるという方も多いと思います。ではなぜFinance? 金融は斜陽産業だのオールドエコノミーだの言われているにも関わらず…。これは単純にインターンシップの参加や、マーケッツの仕事をしている方からお話を聞いた際に感じたのですが、「機関投資家がここまでプレゼンスが高いのか、じゃあ自分がNPOなりやってサステナ事業をやるよりもサステナ債を売ってお金回した方が結果として社会に対するインパクトめちゃくちゃ大きくね」と考えFinanceのなかでも特にマーケッツやリサーチ業務に興味があります。以下二つのサイトも私の将来像に対し非常に大きな影響を与えました。まあ将来の事なんて変わるからもしかしたらもう一つ興味の持ったウェルスマネジメント業務や法人営業の方に行くかもしれないですけどね。

news.efinancialcareers.com

www.sustainalytics.com

 

 現時点での興味がSustainable×FinanceであるからこそLSEは非常に理想的な環境であります。もちろん今後エージェントの方や実際に留学経験のある方との相談を経て志望校が変わるということはあるでしょうが現時点においては上記の3つのうちいずれかに進学できたらなあーと思っております。

3・なぜ迷う?

 現状パートが予想の数億倍長くなってしましました。ここの項では現在どの要素で大学院進学や就職活動一本に絞り切れていないのかを説明いたします。大学院進学に絞り切れていない理由は大きく分けて3つ、就職活動に絞り切れていない理由も同様に3つあると思っております。まずは海外大学院の要素、次に就職活動について説明いたします。

 海外大学院進学に絞り込めていないのは、費用、時間、将来についてが大きな不安要素となっております。では次に具体的にどんなことであるかについてご説明いたします。

 費用は本当にそのまま授業料がめちゃくちゃ高いということです。志望校すべて350万円近くするうえ生活費などもかかってくるので合計で500万円超えの投資になるということです。いやー本当に高いっすね...。一度両親に海外大学院について説明はしているのですが、その時は授業料が比較的安いもしくは距離の近い中国や香港、韓国での留学を考えていたので一波乱ありそうです。学生ローン借りれば何とかなるのかなーとは思っているのですが…。できれば給付型の奨学金を獲得して親には迷惑をかけずに行きたいですね。あとはアルバイトして国内での費用は自分でねん出したいかなと思っております。(エージェント利用料やTOEFLの受験料など)

 次は時間ですね。イギリスは1年間、オランダは2年間単純に修士課程を終えるのにかかります。加えて9月入学であることを考えるとキャリアを築き上げるまで最大3年かかります。そうすると社会に出るのが25歳。幸か不幸かコロナ騒動で色恋沙汰は全くないのですが、その後を考えると難しいものがありますね。最近社会が年齢に関して比較的寛容になってきているのでその傾向が続くことを願うばかりです。

 最後に将来についてです。自分の行いたい仕事に就くためにはマーケッツやリサーチ部門での就労経験が不可欠だと考えています。(本当にこれが正しいのかどうかは分かりません。あくまでも二十歳のイキリとお考えください。)これらの部門別採用はとにかく皆さん非常に優秀な方がインターンシップの時点で集まります。(優秀という言葉は定義も曖昧であまり使いたくはないですがこれ以外に当てはまる言葉がなかったので使用しています。ここでは就職における意識の高さに加え金融知識や論理的思考力が高い人のことを指しています。)これは日系や外資系に関係なくこの傾向があると思います。実際私はこれらの部門別採用には漏れてしまいました。そのため例え海外大学院で勉強したとしても新卒でマーケッツ部門に採用されるかは分かりませんしむしろ採用されない人生を考慮すべきでしょう。(コロナウイルスで学んだ力といえば起きることはあり得ないが起きたらヤバイということを想定する力でしょうか)また新卒であれば採用されていた企業であっても海外大学院卒であれば採用されないこともあるということも想定すべきでしょう。そうすると二の足を踏んでしまいそうになります。

 ここでは就職活動に絞り切れていない三つの要素について説明いたします。一つ目は漠然とした不安、二つ目は就職活動にはびこる何か変わった空気、三つ目は初めて見つけた将来やりたいことに対する裏切りでしょう。次の項から同じように要素ごとに説明を行っていきます。

 一つ目は漠然とした不安です。ありがたいことにインターンシップに参加させてもらえかつ優遇がありそうな企業はみんな大手企業。(もちろん受かった以上に落ちた企業があります。金融は特に顕著で学歴フィルターを如実に感じました。)私の大学から総合職はおろか一般職でさえ就職した人がいないような企業です。インターンシップ優遇があるとはいえ大学院留学の夢を捨て切れていない私が本選考で通るのでしょうか。そんな感情がありめちゃくちゃ不安です。

 二つ目は就職活動にはびこる何か変わった空気です。これは独特で日本でかつ日本人と就職活動をした人じゃないと分からないかもしれません。急に出てくる学歴マウントマン、GDで人事が来た時だけ喋りまくる陰キャ、サマーインターンシップへの参加を呼び掛けるお呼びでない社会人達などとにかくもやもやが止まりません。あとは就活垢で突然のセフレ自慢大会を始める勘違い野郎の出現でしょうか。もう訳が分かりません。頭がおかしくなります。こんなのを見ているとまだまだアカデミックな場にいたいなとも思ってしまいます。

 三つ目は初めて見つけた将来やりたいことに対する裏切りを感じていることです。今まで将来について真剣に考えたことの無い私にとって初めて見つけた夢がサステナ×ファイナンスのアナリストでした。この夢は学士卒ではとても叶えることはできず、できたとしても非常に時間がかかってしまうでしょう。ですがこのままなんとなくで生きる人生も悪くはないと思ってします自分もいます。だかた悩んでいるのでしょうね。

4・今後の打ち手

 まずは両親にきっちり話すことから始めたいと思います。そのためにも自分の気持ちをしっかり言語化していきたいですね。あとは今まで頼ってきた就活支援サービスを辞めることや、残りのインターンシップでしっかりバリューを出すということは最低限礼儀としてやっておきたいです。

 その後にはエージェントの方にも相談に行きたいと思っております。イギリスがメインになるのでS社やB社になるのかな。でも両社ともLSEやWURに関しては50万円くらいかかる有料サービスに申し込まないといけないから…。あとは海外大学院コンサルってところでしょうか。YouTubeの説明見た感じ結構いい感じだったし25万円でエッセイのサポートを行ってくれるならありかもな。まあこの辺は自分で費用捻出したいので相談は早めに行くにしてもここに関して実際サポートを受けるのはもう少し後になりそう。

 その他はTOEFLGRE、GPA関連もしっかり成果を残していきたいですね。イギリスだとアイエルツが必要になるのでそれの対策も行わなければなりませんし、GPAがカスいので少しでも印象を上げるためにGREの対策も行いたいですね。あとは残りのGPAをしっかり上げて少しでも海外大学院進学の可能性を上げていきたいです。

 本当は遅くとも3年生の前期にはGPAを上げる取り組みを行う必要があったのですが、就職活動(笑)に時間を割かれてしまったのもあり、今回のGPA はあまり期待できないです。ですがここまで執筆した感じかなり留学に対して気持ちが揺らいでいるという印象があったため秋インターンシップの前までは留学に全振りしていこうかなと思います。

 この執筆が自分と自分以外のためになることを願って

 Taku

*1:目次からどうやって本文に飛べばいいのか分からないです。